発売してから8年になっても、いまだに名作といわれ続ける「素晴らしき日々～不連続存在～」全エンド終えたので、感想を書きます。
と、言いたいところなのですが、私自身、正直なところ、この物語を理解しきっていないため、まともな感想書けません。
あくまで、これからプレイしようか悩んでいる人の参考になったらいいな程度に、紹介と小学生並みの感想を書くことにします。
ネタバレは極力ないように書きますが、この作品はネタバレあっても、それはそれで違った見方で物語を見れます。ネタバレなしでも、最後までやりきらなかったら、それこそ一番論外です。やり始めたら、決して途中で折れないでください。
- プレイ時間 42時間
- ジャンル シナリオゲ―
- エロ度 ★★★
- 満足度 ★★★★★
〇概要
こちらの方の記事読んでもらえればだいたいわかります。（勝手に引用させてもらいました）
どこまで話して、どこまで話さないことがネタバレ回避になるのか、私にはよくわかりません。あらすじなんていらない気がします。
参考までに、私のプレイ状況ですが、総プレイ時間、41時間30分。日数にして、6日間。とてつもなく長いです。
前半は、最後までキャラボイスを聞いていましたが、後半に差し掛かるにつれて、精神的につらくなってきたのと、単純にボイスが最後まで流れることを待てなくなるほど、熱い展開だったため、ボイスは最後まで聞いてません。
つまり、全てのキャラボイスを聞いたら、普通に50時間は超える、ということでしょう。
ジャンルは当然シナリオゲーです。
〇よかった点
１）単純に内容がおもしろい（interestingの方）
やりましょう。やればわかります。キャラゲーだと数分で睡魔に襲われる私ですが、テキストにセンスあり、先が気になりまくって、エンターキーがとまらないとまらない（私はテキストを進めるさいに、マウスの右クリックよりもエンターキー派です）
学のある方なら、きっとすごいハマるんじゃないでしょうか。文献の引用、引用、引用の嵐ですから。もちろん学がない私でも、楽しむことはできましたので、やりたいと思ったなら迷わずやりましょう。
２）音楽すげぇ
内容がいいと、それに付随して、音楽もよいものです。ピアノBGMはほんとにいい。
ホラー、グロ、燃えを引き立てるために、非常によい役割をしてます。
ただ、全エンドをクリアしないと、あとからBGMを聞き直すことはできませんので注意です。
３）複数ジャンルを含み、それぞれを上手に活かしてる
感動はもちろん、グロ、ホラー、燃え、萌え、哲学、パロディ、百合、ほんとにエロゲの要素がなんでもあると感じます。これやれば、ある程度のエロゲで妥協することも満足することもないかと。さらに、それら複数ジャンルを上手に物語に絡めてます。意味のないと思ってたホラー、グロ、パロディ、ちゃんと意味があります。
こんなエロゲーは他にないかと。唯一無二です。おそらく
〇よくなかった点
１）あまりのホラーにちびった
私、結構グロいのとホラーは苦手なので、事前に調べるんですよ。どんなグロか、ホラーか。ただ、「素晴らしき日々」の場合、「グロい」や「ホラー」と言われてる情報が少なかった気がします。だから、プレイしてたときはほんとにビビりましたよ(^^;
しかも、あきらかにゲーム制作側もプレイヤーを怖がらせにきてることが伺えるので、なおさらでした。
耐性ないひとはほんとにやめましょう。夜が怖くなりますので。
何度も言います。
耐性がない人はやめましょう。
２）画面がワイドじゃない
内容ではなく、システム面に関して。2010年のため、まだスクリーンがスクエア型が主流だったのでしょう。ただ、今のパソコンはたいていがワイドなので、どうしても横に黒い部分ができてしまいます。（ただ、スクショのときは、黒い部分うつりません）
これ、けっこう邪魔なんですよね。まぁ仕方ないですが。
３）あやふやな点が多い
一応、ゲーム内で、一つの結論のようなものは出してくれます。しかし、釈然としない点、はっきりとしない点がそれでもあります。このような物語が終わったのに、未開の部分があるのが嫌い、みたいな方は回れ右です。
４）エッチシーンがあっさりしてる
プレイの幅はけっこう広いですが、尺は短いです。これは私的にはよい点ですが、まぁ人によりますので一応こちらに。
〇総評
私の理解力が足りないため、完全には理解できない部分が多いです。ですが、ひきこまれ度合はほんとにすごいです。すごい、この一言に尽きます。理解できないので、私はなにも語れません。
語りえぬものについては、沈黙しなければならない。だから、私は沈黙します
考察されてる方もきっと大勢いるでしょう。ただ、個々がプレイして、感じたこと思ったこと、それがすべてだと思います。ぜひやってみてください。そして、感じとってください。
いろいろ、思ったこと感じ取ったことはあるはずなんです。でも、うまく言葉にならない。私はそんな気分です。
由岐のこのセリフだけで、十分満足でした。
グロ、ホラー耐性がまったくといっていいほどない人、まとまった時間がとれない人、電波っぽい内容が嫌いな人には絶対におすすめしません。逆に、これ以外のひとはみんなやりましょう。
ちなみに、私の好きなキャラが、間宮羽咲ちゃんです。いや、ほんといいよこの娘。完全に私の趣味ですが。
